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水生植物
川口の水生植物
水生植物は、各地で減少しています。川口の水生植物も同じ道を歩んでいます。川口の自然を守る会ではこれら水生植物の分布を調査し、保護に取り組んでいます。現地で保護が不可能になった貴重種については、緊急避難場所を整備し、移植による種の保全を試みています。これらの中からいくつかをご紹介し、水生植物の保護にご理解、ご協力、ご指導をお願い致します。ご意見、ご感想はトップページの通信欄よりお願いいたします。

川口の自然を守る会  最終更新 2004−09−06


ミソハギ
ミソハギは”お盆さまの花”といわれてきました。もともとは湿地の花ですが、庭などににも植えられています。自然界に自生しているのは大抵は湿地です。
ミソハギ科ミソハギ属
学名:Lythrum anceps
撮影地:八王子市犬目町。
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チダケサシ
チダケサシは当地の湿地に広く分布しています。良く見るととてもきれいな花ですが、あまりその存在を知られていません。花として飾ることもないようです。
ユキノシタ科チダケサシ属
学名:Astilbe microphylla
撮影地:八王子市川口町


オモダカ
水田の害草で、農家を苦しめてきた。しかし何となく愛嬌があって、親しみやすく、古典にもしばしば登場しているようである。

撮影地:八王子市川口町


コナギ
コナギもしつっこい水田の害草である。花は数時間でしぼんでしまうので、農家の人でも濃い紫の花をつけることをあまり知らない。咲き終るとすぐに首を曲げて下を向き種の存在を隠し、鳥などに食べられるのを防ぐ。
ミズアオイ科ミズアオイ属
Monochoria vaginalis var. plantasinea
撮影地:八王子市上川町
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トウゴクヘラオモダカ

これも水田にとって害草であるが、主に水路などにはびこる。似た花にヘラオモダカがある。ヘラは葉が細く、トウゴクはやや幅がある。川口での分布は、川口川の北でヘラ、南でトウゴクが多いようである。へらは川口ではほぼ絶滅した。

カワジシャ
あるところにはたくさんあるが、無いところには無いという植物である。幸い北淺川には大量に繁茂しているが、最近は外来種のオオカワジシャに押されて影が薄くなっている。
環境省の準絶滅危惧種
ゴマノハグサ科クワガタソウ属
学名:Veronica undulata
撮影地:八王子市川口町
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オオニガナ
都内では大変に珍しい植物である。川口には2箇所に群生地があり、大変に貴重な存在である。
東京都貴重種Aランク(絶滅危惧種)
キク科フクオウソウ属
Prenanthes tanakae
撮影地:八王子市川口町
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